土地見学で気をつけたいこと 後編
土地見学で気をつけたいこと 後編
■ 3. 「土地のカタチ」と「想定プラン」の相性
例えば同じ広さでも、
細長い土地/旗竿地(通路付き)/三角地/変形地 などでは設計の自由度が大きく変わります。
※これらの物件には一長一短があるので、また別のページで説明しようと思います。
■ 4. 「なんとなく良さそう」で判断しない
土地は、建物と違って完成イメージが湧きづらい分、「広く見える」「なんか明るい」などの印象に引っ張られがちです。
でも、土地選びは「立地」「形状」「法規制」「将来性」などの要素が複雑に絡みます。
ですから、**「良さそう」よりも「きちんと自分たちの希望が反映される土地か?」**を意識してください。
■ 5. 気になる土地があったら、“慎重に、でも早めに動く”
「ここなら希望に合いそう!」と思える土地に出会ったときは、
慎重さとスピードのバランスがとても大切です。
不動産は基本的に“一点モノ”。同じエリア・同じ価格・同じ形状の土地は、ほぼ出てきません。
悩んでいるうちに他の方が申し込み…というのも、実際によくある話です。
とはいえ、「即決しろ」というわけではありません。
気に入った土地が出てきたら、すぐに以下のようなポイントを整理してみましょう。
・仮プランを立てて、どんな家が建てられそうか?
・トータルの資金計画に無理はないか?
・将来的な暮らしの変化にも対応できるか?
→ 日程が会うなら、建築予定の工務店さんと一緒に見て、専門の意見を交えると、より判断がしやすいです。
また、あとから思い出せるように、写真・メモ・印象を書き残しておくと◎。
🍀 最後に
土地を選ぶとき、最初から全部を理解する必要はありません。
でも、「どこを見ておくと失敗しにくいか?」を知っているだけで、買ってから後悔する確率はグッと下がりますよ。