家を買うとき、まず最初に…

「家が欲しい」と思ったとき、最初にやるべきこと

「そろそろ家を買いたいな」
そんなふうに思ったとき、多くの方が最初にするのは“物件探し”。

 

でも実は、その前にやっておいた方がいい大事なことがいくつかあるんです。

今日は、住まい探しをはじめる前に、ぜひ考えておいてほしいステップを整理してみます。

 

■ STEP1:「どうして購入したいのか?」を考える

 

これはすごくシンプルだけど、実は見落とされがちな一歩です。

「賃貸の家賃がもったいないから」
「子どもができたから」
「そろそろマイホームを…と思って」
…理由は人それぞれ。

ご夫婦でも、その理由や優先度が微妙にズレていることよくあります。

 

最初に“自分たちがなぜ買おうと思ったのか”をご夫婦でじっくり話してすり合わせておくこと
それだけで、物件探しの迷いがぐっと減ります。

 

■ STEP2:「どんな暮らしをしたいか」をイメージする

 

家そのものより、暮らし方を考えることが大切です。

・通勤時間は?

・お子さんの学校は?

・静かな環境?利便性重視?

・一戸建て?マンション?

・駐車場、日当たり、収納…

条件が増えてくると、すべてを満たす物件はなかなか出てきません。
だからこそ、「譲れない条件」「妥協してもいい条件」を整理しておくと、後々ラクになります。

 

■ STEP3:現実的な予算を考える

 

よく「予算は〇〇万円です」と言われますが、
実際には「月々いくらなら無理なく払えるか?」の方がリアルです。

 

たとえば、住宅ローンは借りられる額ではなく、返せる額で考えることがとても大切です。

また、物件価格のほかにも「諸費用(登記・ローン手数料・火災保険など)」や「引越し・家具家電」もありますので、トータルで考えることがポイントです。

 

■ STEP4:やっと物件を調べてみる

 

ここまで整理できたら、いよいよ物件探しへ。

このときも「勉強のつもり」でゆるく始めるのがオススメです。
理想と現実の差を知ることで、優先順位がよりはっきりしてきます。

見たからといって、すぐに検討する必要はありません。

 

気になる物件があったら、「とりあえず、お気に入り登録しとくかー」くらいのゆる~い感じで大丈夫です。