売却―不動産屋を選ぶポイント!(前編)
不動産の売却――不動産屋を選ぶときに「ちょっとだけ気にしてほしい」5つのこと(前編)
不動産屋の人間が「どんな不動産屋に頼んだら良いか?」なんて、
お前が言うなって声が聞こえてきそうです(笑)
ですが、私自身この業界に十数年在籍し、何社かの経験と色々な営業の方を見てきた中で感じたこと、皆様の参考になれば幸いです。
不動産業界はクレーム産業なんて言われることもあり、例を挙げるとキリがなく、愚痴大会にもなりそうなので、売却にあたって5つの視点でお届けします。
✅視点①:免許番号が長い(不動産屋)
不動産会社には「免許番号」というものがあります。
「福岡県知事(4)第〇〇〇〇号」みたいなやつですね。
この( )内の数字は「不動産業の免許を何回更新したか?」回数で表しているもので、5年ごとの更新となります。国土交通大臣または都道府県知事からお墨付きを貰うもので、悪い事すると免許没収されます。
(5)なら少なくとも20年以上続いている会社です。
「必ずしも数字が長ければ安心!」というわけではありませんが、
大きなトラブルなく、地道に、長く続けてきた証明にはなります。
🪧ちょっと裏話
悪いことをして会社を畳み、免許番号(1)から始める会社もあります。
たまに「これ最初から計画的だったよね」と思うような会社もあったりします。
✅視点②:ノルマの匂いがしない会社・人(不動産屋・担当者)
少し抽象的な表現となりますが、ノルマに追われてる感じのしない人の方が、変に焦らず相談に乗ってくれることが多いです。
前のめりな営業マンや口が上手な営業マンは頼もしく感じるかもしれませんが、その背景には“ノルマ”や“インセンティブ”が隠れていることもあります。
売主さん・買主さん問わず、よく聞かれる質問として
「不動産の取引ってどんなルールがあるんですか?」というもの。
これ、大まかな流れはあるんですが、細かなルールや進め方は会社や担当者によって異なります。
びっくりですよね。
特にノルマに追われている会社では、月末に合わせて強引に契約をまとめたり、
売主さん・買主さんよりも社内ルールを優先する動きが出たりして、無理するものだから、
後になってトラブルになったり…。
しかも、営業マンも悪気があってやってる訳ではないのが怖いところ。
そんな空気が漂う会社に浸かっているとそれが当たり前になっているので、疑問を持たないものです。
大手や新規出店を積極的に進めている会社はこの傾向が強い印象です。
(ここは私の偏見ですが…)
5つの視点、このページで伝たかったのですが、長くなってしまったので、前編としてお伝えします!
後編もよろしくお願いします。